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レファレンスコード
タイトル
日付
- 20240325 (作成)
記述レベル
数量と媒体
コンテクストのエリア
作成者名
履歴
石谷治寛(いしたにはるひろ)美学・芸術学。広島市立大学国際学部准教授。京都市立芸術大学芸術資源研究センター客員研究員。十九世紀フランス美術と視覚文化に関する研究から、外傷記憶の再演を扱う現代アート、メディア芸術の保存とアーカイブなどを考察。マイク・ケリー、ウィリアム・ケントリッジ、ダムタイプなど論考多数。都市への芸術介入を調停する人材育成を目指すHACH(広島芸術都市ハイヴ)を運営。著書に『幻視とレアリスム―クールベからピサロへ フランス絵画の再考』(人文書院)。共著に『アートセラピー再考』(平凡社)、共訳にクレーリー『知覚の宙吊り』(平凡社)、『24/7眠らない社会』(NTT出版)など。『MAMリサーチ006:クロニクル京都1990s−ダイアモンズ・アー・フォーエバー、アートスケープ、そして私は誰かと踊る』(森美術館)を共同企画。
アーカイブズ資料の来歴
2024年3月にアーカイブ情報について学ぶためにサンプルとして作成。AtoM Hiroshima DX ワーキンググループ内で共有した、ハンドアウトをもとに作成。
今後更新して、それぞれの項目に何を入力すべきかのサンプルとする。
直接の取得先または移管元
内容と構造のエリア
範囲と内容
本資料情報は、国際アーカイブ協議会の標準化されたメタデーターISAD(G)で記述されています。デフォルトをダブリンコアにしたので、必要に応じて変更します。(最下部の管理者のエリア>Display Standard から記述の仕方を変更し、保存後、再度タイトルをクリックします。)
ISAD(G)はフォンドを大きな箱としながら、その中に小さな箱として、資料情報を階層化して構造化しながら記述することができることに特徴があります。ここでは、サンプルを構造化しながら記述してみることで、実際にどのような情報が入力されるか確認するためのマニュアルとして構成してみました。
・利点としては、資料を受け入れた時の構造や、状態、他のアーキビストへの資料情報の引き継ぎのための細かい注記などができる点にあります。
・難点としては、かなり記述内容が細部にわたっているために、どの項目を入力すればいいか、慣れないと分かりにくいこと。詳細に記述しようとすると一資料情報を入力するために、時間がかかることです。
Dublin Coreの記述はシンプルで簡略化されたメタデータなので、個々のアイテムに関してはダブリンコアを用いるなど、使い分けをすることで、スムーズな登録ができるでしょう。
評価選別、廃棄、スケジュール
テスト運用中のみ保管。今後作成すべきマニュアルが完成したら廃棄される予定である。
*資料情報を編集する際に下部のメニューの「その他」>「Update Publication Status」から公表を選ぶと、Publishとなり、匿名ユーザーにも閲覧可能になる。
追加資料
必要に応じて順次追加していく。
編成システム
ワーキンググループで発生した資料をもとにサンプルとして公開。
今後のマニュアルの構成を見据えて、フォンドの構造については検討する。
・一般ユーザー向け(主に資料情報を閲覧して利活用する一般ユーザー)
・貢献者(コントリビュータ)向け(資料情報を登録する資料保持者、資料のつなぎ手、アーキビスト向け)
・編集者およびサイト管理者向け(資料情報や用語を統一したり、間違った記述に対して校正を行ったりするシステム管理者向け)
・翻訳者(オリジナルのマニュアルなどの翻訳や、資料情報の翻訳者向け)
を意識した校正にすると良い
*ここでは、どのように資料体の構造を扱っているのかを記述していきます。
アクセスの条件のエリア
アクセスの条件
匿名ユーザーにもアクセス可能
複製の条件
言語資料
- 日本語
資料のスクリプト
- 日本語の文字
言語とスクリプトの注記
物理的特徴と技術的要件
今後作成されるマニュアルについては、Teamsで共有し、Wordファイルで原稿を更新する。
Affinity Publisherで、ページレイアウトを作成予定。
検索手段
関連資料エリア
原本の存在と所在
コピーの存在と所在
関連する記述記述単位
注記のエリア
別の識別子
アクセスポイント
主題アクセスポイント
場所のアクセスポイント
名称アクセスポイント
記述コントロールのエリア
状態
詳細さの水準
日付の作成 訂正 削除
2024年3月25日作成
参考文献
P+アーカイブの頁に具体的なアーカイブ整理についての手順がまとめられています。「資料の体系化とラベル作成」 https://www.art-society.com/parchive/project/ks_archives/ks006.html
アーカイブズ工房「アーカイブズ目録記述例としてのNDL(国立国会図書館)の階層構造の考え方」 https://archiveskoubou.wordpress.com/tag/フォンド/
ISAD(G): 国際標準アーカイブズ記述 https://www.archives.go.jp/about/report/pdf/ISAD(G)2nd.pdf